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松山その1 道後温泉


    
 

20:30  松山駅に到着!道後まで4kmの表示を見て、4キロなら歩くかと、この旅で距離感覚がおかしくなっているのかなぜか歩き始める。高松、徳島、高知と来たが松山市駅が一番町にビルが多い感じがする。途中でラフォーレを見る。よく考えたらこのラフォーレを高速バスからもさっき見た。行く途中に白鳥の泳ぐ堀がある。


   
 

21:45  道後に到着! 道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにした坊っちゃんカラクリ時計の脇に 足湯があり人がたくさんいる。 ここは聖徳太子が来浴した時の行在所跡として伝わるところ。 アーケードを進むと道後温泉本館があった。 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)。

  • 神の湯(かみのゆ)階下300円 6:00〜23:00 (札止 22:30) 1時間以内
  • 2階 620円 6:00〜22:00 (札止 21:00) 1時間 以内 浴衣・お茶・せんべい
  • 霊の湯(たまのゆ)3階個室 1,240円  6:00〜22:00 (札止 20:40) 1時間 20分以内 浴衣・お茶・坊っちゃん団子 タオル&石けん (後で返却)
  • 2階一般席 980円  6:00〜22:00 (札止 21:00) 1時間 以内 浴衣・お茶・せんべい タオル&石けん (後で返却)

「振鷺閣」 神の湯の塔屋にあたる部分が振鷺閣。中には太鼓がつり下げられていて、1日に3回打ち鳴らされる。この刻太鼓は本館ができた明治27年当初から続いていて、環境庁(当時)の残したい「日本の音風景100選」にも選ばれている。 太鼓の音を聞いてみたい人は、朝6時、正午、午後6時に来るといいらしい。

  • 596    聖徳太子伊予温泉に来浴される
  • 661    斉明天皇道後に行幸される 熟田津の歌がつくられる
  • 1288  一遍上人、道後の奥谷宝厳寺に留まる 湯釜の宝珠に六字の名号を書いたと伝う
  • 1795  小林一茶、来浴する
  • 1821  十返舎一九、道後温泉の実況を描く
  • 1862  緒方洪庵、入浴する
  • 1895  正岡子規、夏目漱石、入浴する
  • 1896  夏目漱石、高浜虚子、入浴する
  • 1903  皇太子嘉仁親王(大正天皇)来県され、温泉に入浴せられる
  • 1905  陸軍療養地となる 日露戦争によるロシア兵捕虜も入浴する
  • 1909  韓国統監伊藤博文、来松し、温泉に入浴する
  • 1922  陸軍特別大演習のため皇太子裕仁親王(昭和天皇)、来松され道後温泉に入浴される
  • 1994  道後温泉本館が国指定重要文化財となる
  • 1998  振鷺閣の刻太鼓が環境庁(当時)の残したい「日本の音風景100選」に選定される
  • 2004  平成15年施行された「健康増進法」を受け、椿の湯を館内禁煙とする

   
  やっと風呂に入れた。 十時近かったので神の湯(300円)に入る。 男湯は二つあり、その日の気分や空きぐあいで好きなほうを選べる。 「坊ちゃん泳ぐベからず」とかかれた札がある。 この日もたくさん歩いた。 長居をさせないためだろうかお風呂が深い。 へりの腰までの部分でゆったりとつかった。 風呂からあがりフルーツ牛乳を飲んだら疲れが取れていた。 温泉はすごい。復活したところで今夜の寝床を探しに行く。 松山にはきっとファミレスがあると思っていたのが間違いだった。 ファミレスはどこにもなく、カラオケボックスも大手のものがなくすごく高い。 松山駅まで歩き途方にくれ、繁華街に向かう。 途中で何度も高島屋の観覧車の前に出るという怪現象にも襲われながら なんだかんだで3:00までやっているラ−メン屋「しなとら」を発見。 ラーメンを食べて明日の計画をたてる。 やがて3:00になり、ふらふらと道後温泉にむかう。 残念ながら足湯は出ていなかったが眠れそうなのでここで野宿をする。 すでに学生風の若者が1組ベンチでねていたので、足湯の座る場所で眠る。 寒くて凍えたが空の星がとてもキレイだった。

   
  朝の5:00頃接近する人物にびびって目を覚ますと 足湯のお湯を出しに来た係のおじいさんだった。 ちょぼちょぼとお湯が出始めたがなかなか足を浸すまでにお湯がたまらない。 それでも凍えた足が復活するには十分だった。 ようやくお湯がたまってきたあたりで地元らしき人々が集まり出す。 そのうちの一人のおじいさんと気付いたら話していた。 染め物かなにかの仕事をしている人で仕事の展示で ビッグサイトや幕張メッセにも行ったらしい。 道後温泉が開くのは6:00から。それまで車で奥道後を案内してくれるということなので お言葉に甘えさせてもらう。 車である程度行くと奥道後温泉があった。 Uターンして道後温泉本館前でおろしてもらった。

    
  朝なのにそこそこ人がいる。 今度は一段階レベルアップして神の湯2階(620円)に行くことにした。 ちなみに四国パスポートのクーポンがあれば480円になる。 このクーポンは四国全域で使用できる。

    
  300円では登ることのできなかった階段を上がる。 畳の広間があってそこで浴衣に着替えられる。 さぁ行くぞとワクワクしながら階段をおりると 昨日と同じお風呂。 お風呂が変わるのはもう一段階上の段階からのようだ。 少々しんみりとしたが、野宿をして凍えた身体に朝一の温泉は最高だった。 温泉にはまってしまいそうなくらい気持ちが良かった。 客もほとんど地元のおじいさんばかり。 あと野宿をしていた若者。

     
  風呂から上がり、2階に上がる。 浴衣でぼ〜っとしているとお茶とお菓子を運んで来てくれる。 ここはすぐ下の道路を眺めることができるし風がとても気持ちがいい。 ここでそのまま寝てしまおうかと思った。 左の写真は姫だるま。 姫は河野通有のおじの河野通時のむすめ。 このむすめは、元寇の役で戦死した父をとむらうため、 長く義安寺にとどまり、この寺でなくなりました。 この寺は禅寺なので、だるまに姫の顔をかいて供養したのが、 伊予の姫だるまの起こりであるといわれている。ちなみに千と千尋の神隠しの温泉のモデルは道後温泉らしい。

     
  左は坊ちゃん列車。 せっかく風呂に入ったので路面列車を使う。 右は路面列車(150円)の中。 メインストリートのラフォーレの裏にあるレンタサイクル屋に向かう。 丸1日、朝7:00〜0:00で300円!保証料2000円(あとで返ってくる)。 松山に来たらこれを使うべきだろう。 相方にジャンケンで負けたので質の悪い自転車に乗るはめになる。 自転車と徒歩のあまりの性能の違いにどこまででも行けそうな気持ちになる。 とりあえず朝飯を食べようということになり探す。 まともな店はほとんど開いていないのでミスタードーナッツへ。 今日の計画をたてているうちに熟睡。 ふと目を覚ますと10:00。 危うく松山の昼間を終わらせるところだった。 眠気も取れたところで松山城へ出発!

「松山その2」

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1.東京から高松へ

6.高知から松山へその2

2.高松から徳島へその1

7.松山 道後温泉

3.高松から徳島へその2

8.松山その2

4.徳島から高知

9.松山その3

5.高知から松山へその1

10.帰路 

 

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