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徳島から高知へ


  吉野川
 

24hのバレンシアを出たがまだバスがでていないので駅まで歩く。

6:45  徳島駅から出発。

8:05  穴吹に到着。駅にはすごい数の高校生がいて、頭を刈り上げた校長先生らしき人は駅で立ち元気に挨拶していた。高校生達が自転車であっと言う間に消え去ると駅はとても静かだ。


   

 

 

ここには「重要伝統的建造物群保存地区」という長い肩書きの脇町うだつの町並みがある。普通はバス(8分+徒歩5分)で行く。だがバスが来るまで時間がかなりあるのでこれまた歩きで。途中で吉野川を長い橋で渡る。結構な距離を歩くと脇町うだつに着いた。 アテネオリンピック競泳女子800m自由形の金メダリスト柴田亜衣選手が 穴吹高校出身らしくいろんなところに垂れ幕があった。

     
  朝早すぎたのかこれまたゴーストタウンだった。 途中にいたおばあさんが神輿が見れるよというので見に行った。運転席付きの神輿が倉庫にあった。

    
  「うだつの上がらない」という言葉の「うだつ」は基本的には火よけの壁でつくるのに昔はお金がかかったことから「うだつを上げる」にはそれ相応の富が必要だったらしい。 上の写真の木の途中までは泥だらけ。つまりそこまで増水していたのだから台風は凄かったようだ。通過後でよかったよかった。うだつを後にしまたあの長い道を歩き穴吹駅へ。

10:40  穴吹駅から大歩危(おおぼけ)駅に向けて出発!

11:30  阿波池田で乗り換え。


   
 

12:10  大歩危(おおぼけ)に到着!

 大歩危小唄

1. 桜吹雪がね 水面に舞えば 浮いた緋鯉の 起こす波 起こす波

  ソレ大歩危 大歩危のうや よいところ

2. 水にひらひらね 若鮎おどりゃ 岸に三丈の竿がなる 竿がなる

  ソレ大歩危 大歩危のうや よいところ

ここは讃岐屋島の戦いで源氏に敗れた平家一族が来たといわれる秘境の祖谷。駅前でかずら橋(国・県指定重要有形民俗文化財)行きのバスを探すが2:00までないことが判明。そこらへんをぶらぶらして時間をつぶすことに。大歩危(おおぼけ)峡まんなかというところで川下りができるらしい。しかし川は半端ない激流だからおそらく中止しているだろう。かといって行く場所はほかにないのでそこに向かう。


   
 

途中でラピス大歩危山城情報館があったので入ってみた。子泣き爺がこの近辺出身であることが判明。試食コーナーでおみやげのかしをいろいろ食べた。

妖怪大鑑  水木しげるの妖怪ワールド


    
  まんなかに着くがやはり川下りは中止されていた。 食事ができるので朝飯兼昼飯をとることに。 相方は「鮎ちらし(そば付き)」750円。 自分は何を血迷ったのか「カツ丼(そば付き)」800円?を頼んでいた。 今思い返してみてもなぜここで自分がカツ丼を頼んだのか意味が解らない。 さらに先日のうどんの味が忘れられずうどん(400円)を頼む。 しかしわら屋のうどんとは大違いで切なくなった。 食い過ぎで動けず食堂で休憩していると学生風の男性が話し掛けてきた。 どうやらかずら橋に行くらしい。 バスがあることなどを話すと立ち去った。 バス停に行く途中の橋から下の川を見下ろすと頭がゆらゆらした。 たちくらみかと思ったらなんと橋全体が揺れていた。

   
 

バス停で待っていると先程の男性と合流。

2:10  バスが来る。かずら橋までは700円。かずら橋までバスでかなりの距離を走ったので、最初に大歩危駅についてバスがしばらく来ないと知ったあとにかずら橋まで歩きで行っちゃうか?などと話していたこと自体が恐ろしい。


     
 

日本三奇橋の祖谷かずら橋(国・県指定重要有形民俗文化財)に到着!橋を渡るのに500円かかる。近付いてみると思った以上に足場がスカスカしている。真下は台風のおかげですごい激流。ビーサンが落ちたら困るので仕方なく素足で渡ることに。途中で意気投合した男性と写真を撮ったりしながら進む。逆走禁止なのだが浮かれた外人2人が叫びながらゴール地点から爆走してくる。もちろんのこと橋はおおいに揺れまくる。マジで勘弁してくれと思った。


    
  かずら橋のすぐ脇にあるびわの滝。 ここで平家の落人達が琵琶を奏でてなぐさめあったらしい。 涼しくて気持ちがいい。 川の対面をみると軽い崖崩れが。 欽ちゃんの古い看板。

    
 

かずら橋のあとは歩きで行けそうな秘境の湯に行くことにした。意気投合した男性も一緒。学生では無く大阪で働いている社会人だった。鳴門側から四国に入って来たそうだ。しばらく歩くと2000年オープンの秘境の湯(1000円)に到着。入り口のバス亭で次の大歩危駅行の時間を確認する。17:24に最終バスがある。昨日のへこんだ銭湯以来の風呂だから期待度は高い。高いだけあって中はとてもきれい。ドライヤー、整髪料、シャンプーやらシェービングもそろっている。涼しくて景色のよい露天風呂もあり最高の風呂だった。あがる前にもう一度露天風呂を楽しもうと一人でボケ〜としていたらゆっくりと飛行するかなりでかいアブが接近。こえ〜と思いタオルを振り回して追い払う。ポカポカしてきたので椅子に座ってうつらうつらしていると足に激痛(というかジリジリと焼かれる感じ)がした。なんと膝の裏に先程のアブがくっついている。追い払ってテンション下がり気味のままよもぎ風呂へ。毒とかあったらへこむなぁと考えていたがしばらくすると痛みがおさまる。風呂から出るとびわの滝で写真をとってくれた人と出会う。アブにはやられたが最高の気分で秘境の湯をあとにした。


   
 

17:24  バス亭でバスを待つが来ない。先程の人が車で通り過ぎたので挨拶する。あまりにもバスが来るのが遅いのでもう一度時刻表を見る。その時三人組に衝撃が走った。どうやら逆方向の時間をみていたらしい。本来乗るべきバスは17:08にすでに駅に向かっていた。アブと格闘している場合ではなかったようだ。どうしようもないのでタクシーを呼ぶことに。タクシー到着で駅に向かう。おじさんは日本昔話のおじいさんのような話し方をする人だった。温泉でアブに刺されなかったかと聞かれた。あのアブは有名なアブらしい。しばらくすると大歩危駅に到着!3人で2340円ということはバス代とたいして変わらない。3〜4人ならタクシーの方がお得なのかもしれない。ここでとても愉快な社会人と別れる。車掌さんの動きがやたらきびきびしていた。

18:30  高知に向けて出発!ほとんど客がいなかったのでねっ転がる。だがこの列車が駅に着く度にけたたましいベルが鳴る。降りそびれるのを防ぐためだろうか。


    
 

20:32  高知に到着!これまたファミレスがない。しばらく歩くとカラオケのビッグエコーがあった。予約をしてから0:00まで時間をつぶすことに。左ははりまや橋。「土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うを見た」という五台山竹林寺の僧の純信と、恋人のお馬の恋物語。 右はからくり時計。途中で味で勝負「豚太郎」というラーメン屋に行ったが味では無く量で勝負してきた。


     
 

現代企業社のレストランハバナで明日の計画を練る。ここには絵本やら雑誌やらがおいてある。ソフトシェルクラブは脱皮したての殻の柔らかい蟹を揚げたもの。


   
  コンビニのサンテで買い物をしてビッグエコーへ。 2人で朝まで1800円。遠くから聞こえてくるタンバリンの音を聞きながら眠りに着く。 ついに明日は坂本龍馬の桂浜!

「高知から松山へ」

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1.東京から高松へ

6.高知から松山へその2

2.高松から徳島へその1

7.松山 道後温泉

3.高松から徳島へその2

8.松山その2

4.徳島から高知

9.松山その3

5.高知から松山へその1

10.帰路 

 

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